ブログのタイトルになっている百鬼茶屋について
百鬼茶屋は、「なきりちゃや」と読みます。
この名前の由来は、インターネットがまだそれほど普及していなくて、インターネットアクセスもパソコンとモデムを使って、「ピーーーー、ギャラガラギャラーー、ズギャーゴン!」みたいに、電話回線でダイアルアップして接続している頃までさかのぼります。
電話料金も同じ地域内の通話が3分10円の時代なので、インターネットに1時間接続すると電話代が200円と地味に痛い感じで、現在の様に常時接続などしたものなら、1月の電話代が24時間 X 200円 X 30日=14万4千円と飛んでも無い事になる時代でした。
このころNTTが始めたのが「テレホーダイ」というサービスで、これは夜11時から翌朝8時まで、登録した2つの電話番号への通話が固定料金になるというものです。
うろ覚えですが、たしか月2000円弱だったかと・・・
ダイヤルQ2も、このころ始まった様な・・・
しばらくすると、ISDN回線が復旧してきて、インターネットへの常時接続も手ごろ(手頃といっても、速度は128Kbpsですが)になって来て、個人でもサーバーをインターネットに公開できる様になってきました。
話はそれましたが、そんな時代では、Google検索もメジャーでは無く、主にYahoo検索を使っていました。
そのような草分けの時代に、ネットサーフィンをしていると、目に止まった1つのサイトがありました。
そのサイト名は、「Chat喫茶リバティ」
ハンドル名:睦月氏が管理人をする、文字ベースのChatを提供していて、毎日夜11時頃になると、同じチャットルームに人が集まり始め、多い時は20~30人で会話を楽しんでいました。
今の妻との出会いは、このChat喫茶リバティが無ければありませんでした。
現在もこの時の仲良かった友達は、現在でも交流があります。
(残念な事に、管理人睦月氏とは音信不通になってしまいましたが・・)
そんななかで、自分はインターネットの知識がそれなりにありました。
仕事としてサーバーを0から構築したり、掲示板やChat用のプログラムを作成したりもしていたので、この睦月氏からサイトの拡張や新機能で相談を受け、技術的な話に意気投合して夜中まで会話などを楽しむ毎日でした。
そこで、自分も同じchatサイトや掲示板サイトも作ってみたくなり、始めたのが
「chat喫茶 百鬼茶屋」です。
ただ、機能的にもコンテンツ的にもChat喫茶リバティーと被るので、睦月氏と相談して、それぞれのトップページに相互リンクを張り、それぞれのサイトがそれぞれの裏サイト、避難所になるように仕組みました。
当時は口コミで、どちらもかなり賑わっていた事を覚えています。
各地でオフ会が開かれ、最大のものでは、30人近くが集まったオフ会もありました。
このブログタイトルは、その「chat喫茶 百鬼茶屋」から来ています。
「由来はわかったけど、なんで百鬼なんだ?」
とそんな声が聞こえてきそうですねw
あまり詳しく言うと身バレ(まぁ身バレしても隠すものなど無いのですがw)するので控えますが、百鬼というのは母の旧姓で、日本ではかなり珍しい苗字なのです。
昔は鬼は苗字についていることから、毛嫌いされた時期もあったと聞きますが、いまは鬼が主役の物語や漫画、アニメの影響で逆にうらやましがられる苗字となっているみたいです。
漫画やアニメの影響から、一部では「百鬼~~」と言うような、タイトルの物語とかも出版されていて、商標に抵触するとか言われる事もあるようですが、こちらは、苗字を使っているので、そういうのには抵触しないと、別件でお世話になった弁護士先生に余談で聞いた時言われたので、安心して使っています。
話をまとめると、ブログの名前の由来は
1.インターネットの草分け時代に賑わったチャットサイトの名前
2.「百鬼」は「なきり」と読む珍しい苗字
以上です。
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