自宅で動作させているStable DiffusionをiPhoneで外出先から使う

「インターネットに公開されている生成AIを使用すればよいでしょ?」と突っ込まれそうですが、ローカル環境でしかできない事も多い訳で、例えば、LoRAの導入や、チェックポイントの追加等、自由に行いたいと考える訳です。

Google colabを使う方法もありますが有料ですし、自宅にあるのにわざわざお金出とはあり得ない。

TeameViewer(https://www.teamviewer.com/ja/)や、AnyDESK(https://anydesk.com/ja)といった、遠隔操作アプリをを使用する手もあります。
これらは、商用利用しなければ基本無料で使えます。

ただし、あくまでもPCをリモートコントロールしているだけなので、自宅PCのマウスカーソルをスマホのフリックアクションを駆使して使わないとならず、操作自体がストレスです。

ただ、trainの様な機械学習とかはとても長い時間がかかるので、職場や外出先から途中経過の確認を行うような目的で使うならとても便利です。

自分の場合は、次の様な、ちょっと高度な方法で行いました。

1.余剰になっていた古いMac MiniをVPNサーバとして構築
2.VPNのポート開放をルーターに設定
3.VPN用プログラム(自分はSoftetherを使用)をインストール
4.DDNSの登録と設定
5.自宅LANへのブリッジ設定

6.Windows11のファイヤーウィール設定(解放したポートの許可)
7.Softetherにアカウント登録と設定

8.iPhoneのVPN設定

だいたい半日がかりでした。(お昼食べて、夕方終わった感じ)





私が使用している、

Stable Diffusion WebUI 1111は、プログラムを起動するとき、
webui-user.bat
を起動しますが、この起動方法だと、ローカルPC、すなわち起動したパソコンのみアクセス可能になります。
サーバとして外部に公開する時は
webui-server.bat
を使用して起動します。


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